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西中病院
管理栄養士 田中千穂
★ 季節性うつ ★ 

うつ病の中に、秋から冬にかけて毎年症状があらわれる「季節性うつ病」があります。この病気は、「季節性感情障害」(SAD)ともいわれています。
 季節性うつ病の特徴は周期性にあり、毎年、日照時間が短くなる10月から11月にかけて症状があらわれはじめ、日差しが長くなる3月頃になると回復するというサイクルを繰り返します。
また、うつ気分と共に食事が甘い物や炭水化物に偏り食べ過ぎる過食、眠気といった症状が現れやすいのが特徴です。
 
望ましい栄養素には、ビタミン(B12や葉酸など)、ミネラル(鉄、亜鉛など)、必須アミノ酸(トリプトファンなど)などがあげられます。
ただし、これらの食材も、望ましいからといって食べ過ぎると、カロリーオーバーになったり栄養がかたよったりする場合があるので、バランスよく適切な量を摂取することが大切です。

トリプトファン含有の高い良質な脂質を含む高野豆腐を使った一品を紹介します。

《高野豆腐の照り焼き》
材料(一人分)
高野豆腐 2枚
小麦粉 適量
サラダ油   適量 
※出汁 50ml
※醤油   8g 
※みりん   8g
※砂糖   4g
ネギやゴマ   適量 
     
 
作り方
@ 高野豆腐を戻して、絞って水気をきる。
A 食べやすい大きさに切って、小麦粉をふるう。
B フライパンに油を熱し、2を軽く焼き目がつく程度に焼く。
C ※を合わせて、3にまわしかけ、煮詰める。
D お皿に盛り、青葱や胡麻をトッピングして完成。
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